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越後交通風漁港レイアウト04


 

メインビュー

10/09/08

線路を固定したので、久々に列車を走行させてみた。しかし、1ヶ月も放置しておくと、それだけで、通電特性は最悪。クリーナーをつけた綿棒でかなり磨いてみたのだが、通電特性は80点といった所。スーパーミニカーブが介在し、クリーニングカーの入線は困難なので、レールの保守には課題が残りそうだ。

海面の保護シートを一時、外して船などのストラクチャーを配してみた。青い水を湛える静かな掘込港。豊かな深緑。メインとなるこの角度のビューは少づつ形になってきた。

 

レイアウト概要

10/09/12

だいぶ姿が出来てきたので、部屋に持ち込んでストラクチャーを並べてみた。港とその断崖部分から工事を始め、平地部分はベニヤ板むき出しで、造成には手がついていないのであるが、ストラクチャーを並べてみると急に活気ある風景が展開した。 ホームの製作に取り掛かっていないのでイメージがいまいちだが、駅部の線路配置。狭いスペースで2両編成をやりくりするため、結構雑多な配置である。ホームは2両止めると頭がポイントにかかってしまうため、2両編成列車は一旦、踏切を越えて商店の脇まで頭を出してからスイッチバックするという、往年の湯田中駅のようなギミックを組み込んだ。 ループ側にはホームはなく、方渡りを渡って駅に進入する。手前の留置線は左が2両用、中央が1両用。実はいちばん右が本線で大型レイアウト側から外部入力(笑)する場合はここから進入してくる。有効長の関係で外部に接続されていないと電車庫へは出入りできない。2両編成を留置するスペースを作るための変則的配置だが、本線側から駅に侵入しようとする時、ポイント操作を誤ると車庫に激突してしまう。ネットの情報で写真を見たところ、往年の上田交通の車庫がこんな感じだったようではあるが、、、。 以前にも紹介したとおり、ホーム線にはTOMIX仕様のアンカプラーが装備されており、クハ車の切り離しが可能。但し、ループ線はMカプラーを装備した所、2両編成での運転が厳しくなってしまったので、本線からの列車に限られる。本線から2両でやってきて、ホームに入ってDU。そのまま留置線に押し込んで、今度は単行でループ線の運用といった使い方ができそうだ。 ポイントはループ線への方渡りの2機と、2両用の留置線が電動。1両用の留置線と電車庫への出入は手動だが、この2線はディスプレイ的要素と割り切って端折った。(実は手動式ミニポイントセットの処分に困ったからなのだが) 給電方法は現在思案中であるが、複数の動力車の取り回しを考えて、DCCによる全線給電を基本にする予定で、切替でアナログに対応するかは未定。電動ポイントはデコーダー制御にする予定。 電車庫裏に作ったこんなギミック。以前テレビで函館市電の車庫で台車を抜き出している作業を見たので、ふと思って作ってみた検査のために抜き出された台車。町工場のパーツのウィンチを使ってみたのだが、電車庫内で車体をジャッキアップし、台車をこの位置まで転がしてきてウィンチでモーターを抜き出して、横の小屋で保管、修理。モーターを抜いた台車は邪魔だから側線に転がしていって投げておく。うーーんこんなやり方で作業するのか不明だが。こんな狭い車庫ではそうしないと台車をバラせない。いやいや、 「そもそも、この単線車庫は交番検査くらいがせいぜいだろっ」 ていう事まで言っていては、こんな小さいレイアウトでは面白みがない訳で。 なおも食い下がってネットの情報を漁って見てみると、屋外でジャッキアップされ、ウマに乗っている車体とか、抜き出されてゴロゴロしているモーターとか、色んな画像が出てきた。まぁつまり、作業できればなんでもアリみたいである。そもそもその辺の涙ぐましい作業がローカル私鉄の「味」である。 しかし、このままでは外屋が粗末すぎるので、今後の課題としてGMのホーム屋根パーツがあるので、それらを使って屋根を作り直して、外壁をつけるかどうか、、、。 いつも撮影している山と港の風景の反対側はこうなっている。港から細い歩道が上っていき、その上には、角店改造の中華屋兼、船宿。左側は自動車修理工場があり、その奥の細い路地を進むと洋館付住宅と、借家。かなり狭い場所に家を詰め込んだ感じだが、雑多な感じを表現したかった。 駅前の店舗。手前はジオコレの酒屋。看板の酒の銘柄を架空のものから新潟の酒に変更。奥は時計店改喫茶店。新平成街景シリーズ、平成になって改装されたちょっと洒落た店風にしてみた。 各部のクリアランスがギリギリに見えるが、事実。ホントにギリギリ。スーパーミニカーブなので、想像以上に頭を振って道にはみ出して来る。 角店前は自動車とぶつかりそうだし、自動車工場脇の小道も電車が道の上まで頭を大きく振り出してくる。もう、その辺りはギャグ的ギミックとして不自然さは目をつぶる事にした。 最後に以前にも紹介した、お山のギミック。このようにスッポリと外れる。継ぎ目はフォーリッジや岩山の境目で隠蔽。レールクリーニングカーの入線が厳しいので、これで内部で急角度で曲がる狭小トンネルでも心置きなくレールクリーニングが可能だ。

 

海面の表現

10/10/04

さて、レイアウト。待ち時間は長いがちょこちょこっとできる作業。 海面のさざ波の表現。最近はいい材料が沢山出ているが、使った材料は 木工用ボンド。 乾燥すると、意外にバカにできない透明度がある。特に今回は深さに関してはあきらめて、プラ板と塗装で、ある程度の「深み」は出していたので、表面の「さざ波」が表現できれば良いので「安い」材料をチョイス。

何という事はない。まずは直接、ボンドを垂らし、水を加えて指で、伸ばしてゆく。下手に筆とかブラシを使うと気泡が入ってしまうようだ。端部のみ筆でそっと伸ばしてゆく。あまりの白さに心配になるかもしれないが、乾けばクリヤーになる。

乾くまでは埃がつかないように養生する。

2回塗り重ねて、乾いてこの様子。船は自由に配置するようにしたので、船の後ろに波が立たないのは仕方ないにして、海面が薄い割には、まずまずの出来。

 

駅前付近の地面の造成

10/10/10

固定式線路を使っている人共通の悩みは、路盤が盛り上がり過ぎてしまう事。敢えて目をつぶるのがイヤなら情景を工夫するか、地面のレベルを上げるか。 線路周辺の地面をコルクボードでカサ上げしてみた。実は写真のものは厚すぎてレール面とツラになってしまった、いくらローカル線とは言え、路盤の盛り上がりはあるので、却下、交換。

何ミリだったろ、忘れてしまったが(殴)ホームセンターで売ってる一番薄いヤツに交換。いい感じの盛り上がり具合だ。 レールのフィーダー線や建物の照明に必要な配線を引き回す。こんな時にTOMIXのレールはフィーダー部の穴に関係ない線を通せたりして便利。 ボードの裏から出せばいいって? いや、海面を表現する為に、海面レベルのボードを裏に貼り付けたのはいいのだが、よく考えずに二重構造の部分を作ってしまい、一部配線は地上を這わせないと駄目な事に、レイアウトは順番をよく考えて作らないと駄目という教訓。

ストラクチャーを配し、地面はアクリル絵の具、ターナーのジャパネスクで色付け。コルクボードにじかに塗ってみたのだが、絵の具がザラザラしていて厚く付くので、自然な仕上がり。

だいぶレイアウトらしい雰囲気が出てきた。

 

駅ホーム部分

10/10/16

ホーム部分を組み立ててみた。ベースはGMのキットとジオコレの駅に付属のホームの組み合わせであるが、レイアウトスペースの都合でかなり変則的なレイアウト。有効長は16m級2両分ながら、かなりキツく、干渉する部分を曲げてある。

上から俯瞰。当初1面2線のホームで終着駅風にする予定であったが、どうも電車庫は駅舎の横にあった方が全体のバランスが良いようなので、車庫のある終着駅ながら、ホームは片面のみで棒線化した。

 

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